胃カメラ(内視鏡検査)
最新のレーザー内視鏡システムを導入していますので、楽に検査をお受け頂けます。
また、専門の消化器内科医として豊富な経験を積んできた内視鏡専門医ですので、高度な内視鏡診断を下すことができます。(内視鏡は消化器内科が専門です。)
検査予約について
- お電話でのご予約も承ります。(06-6537-9898)
お名前とご希望日時をお申し付け下さい。
内服薬があればそれらもお伝えください。
注)感染症検査や凝固能検査などの血液検査が必要ですので、
検査日の4日前までにご来院のうえ血液検査を受けて下さい。
- ホームページ上またはメールでのご予約はできません。
- ご予約なしの当日検査は困難な状況となっておりますので、
事前にご来院いただくか、お電話等にてご予約をお願いします。
検査の前に
胃カメラ検査は、午前検査(月〜土)・土曜午後のいずれかよりお選び頂けます。
(月)〜(金)の午前中
午前9時〜11時頃までにご来院ください。
前夜は午後10時頃までに食事を済ませ、朝食は抜いてご来院下さい。
水分摂取は可能ですが、牛乳とコーヒーなどは飲まないで下さい。
(胃粘膜表面に膜を張るため検査が困難となります。)
土曜日の午後
午後1時〜4時頃までにご来院下さい。
朝食・昼食ともに抜いて下さい。
朝食後は検査まで食べ物は摂取しないで下さい。
水分摂取は可能ですが、牛乳とコーヒーなどは飲まないで下さい。
(胃粘膜表面に膜を張るため検査が困難となります。)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
午前 (9時〜12時) |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午後 (13時〜17時) |
× | × | × | × | × | ○ |
内服中のお薬について
糖尿病のクスリやインスリンは中止のうえご来院ください。
(お電話いただければご説明いたします。)
また、他の医療機関等でクスリを処方されている場合は、「お薬手帳」・「薬剤情報提供書」あるいは「お薬自体」をお持ち下さい。
血液をサラサラにするクスリ(抗血小板薬・抗凝固薬など)をのんでいる方は、必ず主治医にご相談の上、当院までご連絡ください。
(お電話いただければご説明いたします。)
血液をサラサラにするクスリをのんでいると、病理組織検査(細胞の検査)ができません。
病理組織検査(細胞の検査)をするためには、何日かそのクスリを中止しないといけません。
(クスリによって、中止する日数が異なります。)
また、ご病状によっては中止できない場合もありますので、必ず主治医に相談して下さい。
(中止できない場合でも胃カメラ検査は可能ですが、病理組織検査(細胞の検査)はできません。)
胃カメラを受けられる方へ
胃カメラ検査の前日・当日の注意事項などはこちらをご参照ください。
費用
|
3割負担の方 | 1割負担の方 |
胃カメラ検査費用 (基本料金) |
約8,000円 | 約2,500円 |
*生検(病理組織検査)を行った場合 | 約13,000円 | 約4,000円 |
**ピロリ菌検査 を追加した場合 |
約14,000円 | 約4,000円 |
※これらの検査費用には、診察料や血液検査料金(肝炎ウィルス検査や止血機能検査など
の血液検査費用)も含まれます。
※検査の結果、別途治療が必要な場合の薬剤費等は含まれません。
*生検とは、潰瘍(かいよう)や腫瘍(しゅよう)が疑われる際に粘膜を採取する検査で、
顕微鏡でがん細胞の有無などを調べることをいいます。
**ピロリ菌検査:胃カメラ中に行うピロリ菌検査は「迅速ウレアーゼ試験」という検査で、
胃カメラ終了後には検査結果が分かります。
最新です
2024年3月11日に、
富士フィルム社製 最新の
LED 光源内視鏡システム
ELUXEO 7000 SYSTEM
と最新の経鼻内視鏡EG-740N
を導入しました。
24インチTVモニターを搭載しており、検査中に大画面でFull HD画像を見ることができます。
ひらいけ内科だけ
また、最新のBLIやLCIというのを搭載しています。 たとえばこのLCI機能を用いると胸焼けや痛みを伴うことなく、胃がんや、とくに食道がん の発見が容易となります。
(従来は食道がんを見つけるためにはルゴール液という茶色の液体を食道内に散布していました 。 このルゴール液を散布すると、胸焼けや痛みが起こることが高頻度にありました。)
なお、このレーザー内視鏡システムを導入しているのは、大正区では当院だけです!
LCI による早期食道がんの発見
<通常観察による画像>
矢印の箇所に、早期食道がんがありますが、非常にわかりづらく、食道の蠕動運動などがあると見落としがちです。
<LCIによる画像>
レーザー内視鏡によるLCI画像です。
上の画像と写っている場所(内視鏡の向き)は少し変わっていますが、同じ食道がんです。
LCIで観察すると、このようにわかりづらい食道がんがはっきりわかります。
細くて、楽です
富士フィルム社のEG-740Nという、
わずか 5.8mm
という細さの内視鏡を使います。
このため鼻からも口からも検査でき苦痛はほとんどありませんが、
ご希望の方には麻酔
をして検査を受けることも出来るようにしています。
鼻からの検査の場合は、
検査中に会話ができます
のでリアルタイムに画面を見ながらご説明いたします。
選べます
当院では内視鏡検査を下記のお好きな方法で受けて頂けます。
① 鼻からの検査(麻酔注射あり)
鼻の麻酔+静脈麻酔でほぼ寝ているうちに終わります。 一番らくに受けていただけるパターンです。
② 鼻からの検査(麻酔注射あり)
鼻の麻酔のみ、静脈麻酔はしません。 検査中会話ができます。
③ 口からの検査(麻酔注射あり)
静脈麻酔でほぼ寝ている間に検査が終了します。
④ 口からの検査(麻酔注射なし)
一番つらいパターンです。
注1:静脈麻酔の効き具合は個人差があります。
注2:静脈麻酔をした当日は、眠気を催したり、足元がふらつくことがありますので、
くるまや自転車・バイクの運転や精密機械の操作等はご遠慮下さい。
詳しく説明を聞けます
検査中に撮影したHi-vision画像は瞬時に電子カルテに送られ、検査後に診察室のモニター画面で一緒に画像を見ながら説明を受けるができます。
なお、ご希望の方には、CD-ROMに検査画像全てをコピーいたします。(CD-ROM代として別途100円かかります。)
感染症対策は徹底しています
当院では
「一検査・一洗浄(いちけんさ・いちせんじょう)」
により、内視鏡による感染症対策は厳重に行っております。
しっかり洗浄・消毒しないと、次の患者さんに肝炎ウィルスやピロリ菌などをうつす事があります。
このため当院では、検査ごとに専用の洗浄機(富士フィルム社内視鏡洗浄消毒機ESR-100)を用い、
また日本消化器内視鏡学会のガイドラインに基づき厳重に洗浄・消毒いたします。
当院では内視鏡検査による感染症根絶を目指します!
なお当院では、厚生労働省ならびに日本消化器内視鏡学会の指導により、内視鏡検査にあたり肝炎ウィルス検査や止血・凝固機能検査(血の止まり具合を調べる検査)などの血液検査を行っております。
ご協力のほどよろしくお願いいたします。
ピロリ菌検査も可能です
胃カメラ中の迅速ウレアーゼ試験はもちろん、尿素呼気試
験・便中抗原検査や血液検査など各種検査を実施できます。
安心です
ピロリ菌の確定診断がつけば、あとは治療です。
治療は3種類のクスリを7日間内服するだけですので、入
院などは必要ありません。
また、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医ですの
で、安心して最新の治療を受けることができます。
※H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医とは、、、
日本ヘリコバクター学会が認定した専門医で、日本全国でもわずか731名(大阪府では、たったの58名)
しかおりません。 (2012年9月1日現在)
保険外除菌(ピロリ菌専門外来)
胃潰瘍などの病気はないが、将来「胃がん」などにかからないか心配!
という方のために、当院では保険外の治療(自費診療)を行っております。
ピロリ菌は、胃がん・リンパ腫・慢性じんましん(慢性アレルギー)・血液の病気などの原因となることが最近の研究でわかってきました。
しかし、厚生労働省の基準では、
最近まで、① 胃かいよう
② 十二指腸かいよう
③ 早期胃がんの内視鏡手術後
④ 特発性血小板減少性紫斑病
⑤ 胃MALTリンパ腫
の病気にかかっている方にしか保険適応がありませんでした。
ピロリ菌がいるのに ミスミスほっておくのか?!
・・・ご心配・お怒りはごもっともです。
医学会や製薬会社などは以前より厚生労働省に、①〜⑤の病気がない方にも除菌治療が保険適応になるよう働きかけていた結果、
とうとう胃炎だけでも健康保険でピロリ菌の検査・治療が受けられるようになりました!
(2013年2月22日より)
しかし、胃炎などがない方の場合は、保険外での除菌治療(自費診療)となります。
当院は、大阪府下でもわずか25件しかない「保険外対応施設」に認定されていますので、安心してご相談いただけると思います。(もちろん大正区では当院だけです。)
詳細につきましては、日本ヘリコバクター学会のホームページをご参照下さい。
ピロリ菌に関することは、ぜひ当院にご相談下さい。